司法試験論文で答案構成はどのくらいすべき?
こんにちわ、すみっこがっきです。
今日は、論文の答案構成についてです。
答案構成はどの程度したらよいのでしょうか。
そもそも答案構成をする必要があるか
答案構成の有無、答案構成のやり方、時間配分は正直人それぞれで、皆さん先輩方おっしゃることは十人十色です。
ということは、どんな答案構成をすべきかは自由です。
受験新報(→こちら)を見たときに、答案構成についての議論がなされていました。
その中では、そもそも答案構成をしない! と推奨している弁護士の方がいらっしゃいました。
実際の受験生はというと、しない人が1人。少しする程度が4人いる程度で、
がっつりと答案構成をしている人は案外少なかったです。
ただ、僕が教わった先輩は、答案構成に40分かける方でした。
そのかわり、ノンストップで答案を書き続けるそうです。
まとめると、答案構成の方法としては、大きく次の3つに分かれるでしょう。
・答案構成はせず、頭で考える
・大枠の答案構成はする。
・がっつり答案構成をしてあとは書き続ける。
僕は、科目によっても答案構成の仕方を変えてもいいと思います。
例えば、民法や刑事訴訟法。
設問が2〜3ありますが、各設問は最近の傾向を見るとどれも独立しています。
最初、一気に答案構成をしたのですが、答案構成を書き終える頃には、最初の設問を忘れていました。(笑)
これはタイムロスですね。
ですので、科目によっては設問ごとに答案構成→答案を書く を繰り返したら良いのではないかと思いました。
答案構成で最も気をつけること
答案構成をする意味は、2時間という時間の中で、どの論点をどのくらい割り振るかにあると思います。
聞いた話によると、ちゃんとした論証を全部の論点で吐き出すと、16枚ほど枚数が必要な時があるらしいです。
(1枚A4サイズ、片面)
ということは、一番重要な論点を見つけ出し、バランスよく論じることが求められています(採点実感などにも書かれています。)
その際、答案構成が役に立つというわけです。
この論点を書くには、このくらいの紙面を使うな、とか、この論点は今回は主要論点ではないので、軽くでいいや、とかを把握するということです。
まとめ
答案構成の仕方などは、やはり実践あるのみですね・・・たくさん論文を書いて感覚を身に付けるのが最良の方法なのでしょう。
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