憲法 判例を読む

憲法判例百選 20 被疑者の写真撮影と肖像権(京都府学連事件)

「問題」:警察官がデモの様子を写真撮影することは、憲法13条に反するか。

 

「判旨」:憲法13条は、国民の私生活上の自由が、警察権等の国家権力の行使に対しても保護されるべきことを規定している。そして、何人も、その承諾なしに、みだりにその容ぼうを撮影されない自由を有するものというべきである。少なくとも、警察官が、正当な理由もないのに、個人の容貌等を撮影することは、憲法13条の趣旨に反し、許されない。しかしながら、個人の有する自由も、国家権力の行使から、無制限に保護されるわけでなく、公共の福祉のため必要ある場合には、相当の制限を受けることは同条の規定に照らして明らかである。そこで、警察官による写真撮影が許容されるためには、⑴現に犯罪が行われ、若しくは行われた後間がないと認められる場合であって、⑵しかも、証拠保全の必要性及び緊急性があり、⑶かつその撮影が、一般的に許容される限度を超えない相当な方法をもって行われるときである。

 

「基準」:厳格な合理性の基準を採用か。

 

「考察」:

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