刑法各論

刑法各論シリーズ 第5回  〜財産罪〜  不動産侵奪罪

財産罪をどんどん終わらせて行きましょう、財産罪の2回目は不動産侵奪罪(235条の2)です。論文では出ないでしょう。もっぱら択一知識ということでさらっと行きます。

235条の2 (不動産侵奪)

他人の不動産を侵奪した者は、十年以下の懲役に処する。


 

ステップ1

ここでの不動産とは、土地及びその定着物をいう(民法86条1項)が、土地の定着物は建物に限定される。

抵当権が設定されてあっても、不動産侵奪罪は成立しない。(抵当権は非占有担保物権で242条の他人が占有したとはいえないから)


 

ステップ2

「侵奪」とは、他人の占有を排除して不動産上に行為者又は第三者の占有を設定することをいう。

土地の境界を判別し得ないようにすることはこれにあたらないが、塀でかこったりすると、これにあたる。

 


 

不動産侵奪罪の判例をわかりやすくまとめてあるやつを見つけたので、興味ある方は、こちらからどうぞ。意外に新しい判例あるんですね!

「占有」があるかないかって、とても難しいですよね・・・民法でも「占有」はかなり難しい分野なので、いかに説得力ある自分なりの説明をするか、判例があるならそれをつかって、って感じですかね・・・。

今回参照した基本書・問題集

刑法各論 第6版 (法律学講座双書)

 

短答肢別本〈7〉刑事系刑法〈平成24年版〉

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