民事訴訟法

絶対に理解すべき終局判決と確定判決の違い「民事訴訟法」

終局判決と確定判決

民訴を勉強していると必ず出てくるこの2つの概念。

似てますが、意味が全く異なるので注意。

これらを理解していないと、二重起訴禁止や訴えの取り下げ、既判力について理解していないことになってしまいます。

 

終局判決

終局判決は、あくまで、当事者が争っているその審級における訴訟係属の終結であって、当事者は下級審の終局判決については上訴期間中に上訴可能なのです。つまり、その審級における審理が終了しただけで、判決は「確定」していません。

当事者は、まだ上訴することができます。

 

確定判決

一方確定判決は、上訴期間が満了すると、判決は確定します。(又は相手方が上訴しないと約束した場合など)

確定判決については、民訴法114条1項の既判力の規定や、民事執行法22条1号の債務名義についての条文に登場します。

例えば、既判力は、確定判決は、主文に包含するものに限り、既判力を有します。

つまり、確定判決があるかどうかは、既判力の問題であるのか、それとも二重起訴の問題であるのかの判別に必要なわけです。

 

参考

民訴法114条1項(既判力の範囲)

確定判決は、主文に包含するものに限り、既判力を有する

 

民事執行法22条1号

強制執行は、次に掲げるもの(以下「債務名義」という。)により行う。

1号 確定判決



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